大阪市西区のマンションで幼い姉弟2人が母親に置き去りにされて死亡した事件を受け、平松邦夫市長と舟本馨・大阪府警本部長が10日会い、虐待発生時の即応態勢を強化するため、現職の警察官を市こども相談センター(児童相談所)に配置することで合意した。市によると、児童相談所への現職警察官の配置は全国でも珍しいという。人数や開始時期は今後検討する。

 センターは同市中央区に置かれ、市民の子ども関係の相談を一元的に受け付ける。市によると警察官は日中、センターに詰める。緊急対応が必要な虐待通報がセンターに寄せられた場合、安否確認のために現場近くの消防署員が駆けつけた後、警察官がセンター職員と一緒に現場に急行し、犯罪性が高い事案かどうかを判断するという。

 現在は、センターが子どもを保護した際、虐待していた保護者らとの話し合いや改善に向けた説得はその都度、府警に依頼している。今後は、センター配置の警察官が担当することも想定している。
asahi.com(朝日新聞社):大阪市、児童相談所に警官配置へ 虐待対応、府警と合意 – 社会