「乗り物酔いは、体のバランスをつかさどる内耳への刺激と、視覚情報とのズレによって生じます」。石井医師は切り出した。

 車が止まったり曲がったりする時、内耳には大きな刺激が加わるが、視界はそれほど動いていないため、感覚にズレが生じる。このズレを脳が「不快」と判断した場合、自律神経が刺激され、吐き気などが生じる。内耳や自律神経を鍛え、感覚のズレを脳が不快と思わなくなるまで揺れに慣れれば、酔わなくなるという。

 では何をすればよいのか。石井医師が奨励するのが「でんぐり返し」だ。

 まず前回りを1回。気持ちが悪くなったら1日1回、不快感を感じなくなるまで毎日続ける。問題なければ最大5回転でスタート。無理せず、1日1度行えばよい。回転後に後ずさりすれば、畳1畳分のスペースでできる。

 前転5回ができるようになったら、後ろ回りを最大5回まで加える。前後各5回転を1~2週間続け、順調なら徐々に回数を増やす。前後各10回転に達したらそれ以上増やさず、毎日続けるとよい。

 でんぐり返しに問題なければ、車に乗る練習も加える。

乗り物に酔いやすい子は試してみても良さそうですね。

また下記のような事に注意すると乗り物酔い予防に効果があるそうです。

 ■乗り物酔い対策の13カ条

・脂肪分の多い食事を避ける

・空腹も食べ過ぎもだめ

・乗る前に排便を。便秘は要注意

・厚着をしない

・寝不足は大敵

・体を圧迫するベルトや下着を避ける

・遠くの景色を眺める

・後ろ向きの席を避け、進行方向が見える前の方に座る

・気分をリラックスさせ、呼吸はゆっくりと

・不安が強い人は事前に酔い止め薬を飲む

・乗り物内で、頭をぐらぐら揺らさない

・気分が悪くなったら、早めにシートを倒すか横になる

・窓を開けて風を浴びる

<乗り物酔い>克服、でんぐり返しで 毎日前後5回、内耳鍛え (毎日新聞) – Yahoo!ニュース